ものがたりはシンプルな

刀剣乱舞だとかじゃにーずだとかふらり旅だとか。好きなもの好きだ可愛いと言ってるだけのきろく。

【7/14追記あり】ネタバレしまくっている、ミュージカル刀剣乱舞 髭切膝丸 双騎出陣のはなし


※7/14 ライブビューイング見て、間違っていたところは訂正線引いて、赤字で追記しました!
めちゃくちゃ間違ってて、おま、何見てたん?レベル。恥ずかしい!!!



もうすでに一週間が経過してしまいましたが、先週の土曜日(7/6)に、「ミュージカル刀剣乱舞 髭切膝丸 双騎出陣2019〜SOGA〜」を観劇してきました。


この作品は、今までの刀ミュとはおそらくかなり違う部分があり、それゆえにネタバレ回避のため、あんまり内容に踏み込んだ感想が流れてこない印象です。
わたしが積極的にネタバレ感想見ようとしていないからかもしれないですけど。

まあ、そんなわけで消化するには自分で書き起こすしかないなあ、と思った次第。
明日が千秋楽で、ライブビューイング見に行くので、その前にある程度整理しておきたいな、という気持ちもあり、観劇後に殴り書きしていたものをペそペそまとめていきます。


記事タイトル通り、ネタバレには一切配慮しない、ファイティングスタイルでいきますので、ご注意を*1


そもそもの話、刀ミュの本公演は6振編成*2で行われます。
ですが、本公演とは別に、たくさんの刀剣男士が歌って踊ってお祭り騒ぎ*3する真剣乱舞祭:通称らぶフェス、1振で行う、いわゆるソロライブの単騎出陣*4なんかがあり、本公演は1部が芝居、2部がライブという構成でした。らぶフェスや単騎は途中途中にお芝居的なものが入ったりするもののメインはライブで、2部構成にはなっていなかったわけです。なので、双騎もライブメインの公演だと思い込んでいたんですよね。

だがしかし、演出家さんがついてるわ、花組芝居の加納さんがキャストにいらっしゃるわ、発表されたタイムテーブルは2部構成。。。え?これ芝居やるやん?
そしてサブタイトルが「SOGA」。。。曽我物語じゃん!!!!!

すんごいざっくり言ってしまうと、髭切という刀は源頼朝が所持しており*5、膝丸という刀は源義経箱根神社に奉納*6したと言われていて、曽我兄弟の仇討*7を経て、頼朝のもとで再会するわけです。
来歴は諸説あるので、今回の話にものすごく都合の良い説だけをさらに抜き出していますが、まあそんな感じ。おそらくこの辺の事情から、2振は源氏の重宝の兄弟、ということで、源氏兄弟とまとめて呼ばれてるんだと思います。

さあさあ、「SOGA」ですよ。曽我物語ですよ。

「もともと共に鍛えられた髭切膝丸が別れ別れになり、仇討ちによって再会する」

これは、今回の話で言えば曽我兄弟である、一万→十郎(兄)と、箱王→五郎(弟)そのものなんですよね。

なにそれ絶対好きなやつじゃん、と始まる前から胸を高鳴らせていたわたし。



ここから、ものすごい、たぶん一番大切なネタバレするんですけど、今回1部の芝居部分、髭切と膝丸は出てきません。膝丸は本体*8は出てくるけど、刀ミュにおける髭切と膝丸というキャラクターは登場人物としていないんです。


1部は、曽我物語の歴史に出陣する源氏兄弟ではなく、曽我物語そのものです。

後述しますが、2部のMCの言葉から察するに、おそらく、髭切と膝丸が、審神者のために演じてくれる曽我物語という公演なんだろうと思います。

物が語るゆえ、物語。物語なんです。前置きが長くなったけど、これが前提で感想を書こうと思います。 *9
そもそもこの解釈が間違ってたらすまん。



「ミュージカル刀剣乱舞 髭切膝丸 双騎出陣 2019~SOGA~」


【1部】


会場に入ってまずびっくりしたのは、セットがかなり作り込まれたものだったこと。
荒廃した屋敷のような建物、その上部から上手にスロープ、下手に階段があり、下へ降りられるようになっていたんだけど、非対称でとても良かった。

あと、客席がゆるく扇状になっていたことも、おおお、ってなった。センター部分にすこし張り出した舞台があったので、 確かにこれを見るためと、床がフラットで段差がなかったので、うまく見やすい客席にするには、扇形が良かったのかなと思います。後ろの方の席には、かなり分厚いクッションまで用意して下さっていた。

双騎の半月くらい前*10に、刀ステ*11で同じ会場入ってたんだけど、刀ステが客席に段差を組んでいたので、段差があったらなあとも思ったけれど、まあここは客降りもあったりなんだりでちょっと難しかったのかもしれない。

それこそ2部の客降りは最後列の後ろを通っていたので、段差組むとそこは行けないもんね。
正直わたしは客降りなくてもいいから段差付けてほしかった派ですが、何にしろ近くであの二人を見られるのはめちゃくちゃうれしいもんな。

わたし、席が上手側のサイドまでは行かないけれど真ん中ではなかったので、ステラボール音響悪いなあ。。。という印象。センブロだったら感じ方違ったのかもしれないけど*12


さて、開演。まずは加納さんの語りから。
※歌もあった。そしてここの歌が後半にも出てくる。

やっぱりすごい方だなあ、最初のー呼吸だけで世界が出来上がる。ぐぐっと世界観に入り込めたのは、加納さんのおかげだったとわたしは思います。「物が語る故物語」という言葉も、加納さんから発せられる。

曽我兄弟についての説明?のようなものがあって、舞台の上手端と下手端に置いてあった、布をかぶせられた椅子がセンターに運ばれてくるんだけど、え?まさか?と思ったら、本当に布を取ったらー万*13と箱王*14だった。

まさか君ら客入れの最中も舞台にいたの???

ほら、そこにいると思わなかったから、最初からその状態だったのか、それとも開演直前とか暗転中にそこに入ったのかわかんないんだけど、まあ、普通に考えて客入れの段階からの板付きはありえないよね。
ここ、ライビュでも映らないだろうからどなたか、いつあの椅子に二人がINするのかご存知だったら教えてください(笑)
※布被ってたのは首から下で、顔はマスクでしたね!!!!節穴!!!!!!!

そんなわけで、一万と箱王登場からの、幼少期曽我兄弟。
もうね、もうね、ここの2人が、めちゃくちゃ可愛いんですよおおお。
おそらく年齢設定が、一万が5歳くらい、箱王が3歳くらいだと思うんだけど、無邪気な箱王と、箱王よりも少しだけ落ち着いた一万の兄弟のきやっきゃしてる姿がな、もうほんと可愛くて可愛くて母性がばくはつした。
※前髪上げてる兄上めちゃくちゃ可愛すぎてもうむーり!だし、前髪ぱっつんの箱王バブすぎて誘拐されちゃうレベルじゃないです?中の人ふたりとも童顔だけど、まじ幼少期兄弟がとうとすぎてラマーズ法しちゃうかと思った(もはや意味が分からない)

そして、そんなに運動量に差があるように見えなかったけどー万の汗がすごくて、ちょっと本気で三浦くんの体調を心配した。めちゃくちや忙しいもんね。。。ご自愛くださいね。。。


あと、余談だけど幼少期のシーンで加納さんが二人の母親として登場される*15んだけど、そこでわたしの近くの席のかたが噴き出して笑っていて、笑うところあった??と不思議に思っていたんだけども、幕間に、お友達?と「おじさんが女装して出てきたから笑ってしまった」というようなことを言っていて、唖然としました。
あれがどうして「おじさんの女装」と受け取れるのかちょっとわかんない。ていうか女装じゃねえからな。女形だからな。



関話休題。殺されてしまったお父さんを弔うシーンの兄弟がまた泣けるんですよ。
箱王はその幼さからか、父の死を理解できない様子で、父上はどこ?父上におともするんだ!と聞き分けなく騒いで、それを一万が兄として、しっかりと手を合わせて父上のことを思うんだ、と諌めるんですよ。

ダメ、泣いちゃう*16

ここのね、「よく分からないけど、なんだか嫌!わかりたくなんかない!」っていう箱王の芝居と、「自分も悲しいけど、まだ物心もつかない弟をなんとかしなくちゃ」って感じのお兄ちゃん一万のお芝居が良くて。。。
はあああとうとい! !

弟の見本にならねばと強くあろうとする一万、そしてそんな兄の背中を見て、兄のように強くなりたいと想う箱王。兄弟愛に涙腺が故障するわし。*17

しかし、箱王は箱根権現に預けられることになり、兄弟は別れ別れになってしまうわけです。
もうね、連れて行かれる時の、「兄上!兄上!」って一万を呼ぶ箱王と、「箱王!」と叫びながら追いすがろうとする一万な。。。

ダメ、泣いちゃう*18

やがて二人は成長し、いつか敵を討つ日を思い鍛錬を重ねてきたー万と、仇討=人を殺すことを考えてきた自分が坊主になることはできないと、箱根権現を出た箱王が再会し、仇討へと向かう、んだけども、この再会のシーンでね、今まで「兄上」呼びだった箱王が「兄上……いや、兄者」と兄者呼びに変わるんですよおおおお!
んでもってその時の箱王の顔な!顔!!!ここ、ライビュでアップにしてくれよな!!!!はあああとうとい!
※この時の顔!!!隠れてるとこだった!!!そしてわたしが、顔!!!!って思ったの、ここのあとの、兄弟が仇討ちを忘れたことなかったってのを確認しあった時だった!!!そしてなんなら五郎(箱王)じゃなくて十郎(一万)だった!!なんでこんな思い違いしてたのわたし……海馬しごとして…

さて、仇討に向かうにあたり、兄弟がお世話になった箱根の別当にご挨拶に行った際に五郎(箱王)が別当から譲り受けたのが「薄緑」=膝丸です*19

ここだったと思うんだけど、薄緑を譲り受けた後、G線上のアリアが流れたの。

なんなのなんなの、ここでG線上のアリアってなんなの、神々しいがすぎない?!
これなんでG線上のアリアなのかぜんっぜんわかんないんだけど、でもめちゃくちゃ印象的で、すんごくすんごく良かった。はあ、これだから刀ミュくんすき。。。


別当には仇討のことは言わず*20、しかし母には今生の別れになると、悲願だった仇討をすると打ち明ける兄弟。
ここがね、そりゃももう最大の涙腺崩壊ポイント*21
仇討させたくない(死んでほしくない)母は、仇討するなら縁を切る、と言って去ろうとするんですよ。

そんな母に、お願いですこれが母上にお会いできる最後なのです顔を見せてください、と言い募る兄弟。

「舞をひとさし、歌をひとふし」と歌い舞うわけなんですけど、この曲が、泣ける。

ちょっと、本当に、あの二人の表現力たるや、もう言葉が出ない。涙しか出ない。
そりゃ母上も心動かされるわ。
二人の姿を見て、最終的には仇討に送り出す母上の心情を思うと、これも涙。
加納さんの圧倒的な表現もあって、このシーンは涙が止まらなかったです。

CD出るよね??この曲聞いて泣く自信しかない。
はよ双騎のCD出してほしい。明日のライビュ会場で売ってほしい*22


いよいよ仇討、ロ上と和歌を詠みあげたのはこのシーンだと思うんだけど、「ちはやぶる」と始まったので、和歌ここで読むんだ?!と驚いた記憶。
そして父の敵である工藤祐経と対崎するんだけど、祐経が隈取していて、かっこよかった。
ここ、曽我兄弟も隈取してましたね。五郎の方が隈取大きい感じだった。曽我もののイメージから言えばさもありなんと思ったけど、でもわたしが先入観でそう思った可能性も無きにしも非ずです。
殺陣があって、仇討を果たす兄弟*23
※やっぱり隈取りはたぶん五郎だけ。十郎は隈取りしてないと思う。十郎が矢を咥えて殺陣するのがすっっっっごくカッコよかった!!!

ここね、何がって、五郎に抱えられて息絶える十郎の美しさよ。
はああとうといが過ぎる。
涙が止まらねえよお。いやあ、もう、すき。

知識として頭にあった曽我物語の最後とはちょっと違ったんだけど、よりドラマティックに終わらせていて、わたしは好きです。

最後は、息絶えた二人を一番最初の登場の時に座っていた椅子*24に座らせて、最初の状態に戻して終幕。
このあたりもG線上のアリア流れてたと思うんだけど、記憶違いかな…??


て、え?あれ?ちょっと待って、あの、くっそテンションあがった髪の毛のくだりはどこだっけ?

お団子みたいな髪形だったのが、殺陣かロ上か、どっかで、自分で髪紐ほどいてポニーテールみたいなやつになったの、すんごくすんごくテンションあがったんだけど、頭パーン*25なってちょっと記憶がない。ライビュで確認したい。
※再会の前、兄を呼ぶ弟の声だけが聞こえないって歌のところだった!この歌もいいね!!!そして、髪紐じゃなくて簪だったぜ!

1部終わって休憩に入った時に、隣の人が頭抱えてうずくまってたの、いろんな意味でわーかーる一!!ってなりました。*26



【2部】

初めに言っておきますね。2部の記憶はほとんどない*27

すんごいかっこいい髭切膝丸でした!!!おわり。

ってわけにもいかない*28ので、思い出せることだけ書いておきたい。

新曲?も新衣装?もあって、終始テンションあがりっぱなしだったんだよ!

舞台がそれほど広くはなかったので、アクロバット等は控えめの印象。それでもダンスが大きいからこじんまり感はあんまりなかったと思います。

もはやセトリとかちょっと覚えてないんだけどもすっごい好きなタイプの新曲?があってテンション上がりました。
※2曲目!
あと獣やった!!!2人だけの獣!!!!えええこれ2人だけなの?!なのにこんなにパワフルでクッッッソかっこいいのおおおお????源氏最強じゃない??!!!!??と椅子から立ち上がりかけるおたく*29
ここのわたしのテンションヤバかったけど、みんなそうだったよね?ね?
※背中!!せ!な!か!!!


あと、2部でもG線上のアリア使われてて、この曲で加納さんが舞ってくださったんだけど、これすげー綺麗だったの!!!はあ、圧巻。


衣装替えの時、髭切は舞台上で着替えがあったのに、膝丸ははけて着替えてきたっての、後日缶バッジの交換でお会いした高野くん推しの方と話したら、「高野は舞台上でのお着替えは保護者*30NGなので」とおっしゃってたの笑った。NGなのか笑
※これ獣でしたね!お着替えはしてなかったけどめっちゃはだけてて、これはいいんか保護者!笑笑

この、舞台上で着替えた衣装、新しいやつだと思うんですけどね、前身頃*31がダイヤ型の布で、隣の人が「え?金太郎じゃん」って咳いたのが聞こえてわろた。
言われてみれば形状は金太郎なんだけど、でもすごくかっこいい衣装でした!!!
※金太郎の上に法被?なんかそんなかんじのやつだった。字面見たらトンチキなのになんであんなにかっこいいん?え?源氏最高過ぎでは??

今回、新しい衣装のブロマがなかったので、公演終了後に売ってほしい。切実。ほしい。
あと、1部の曽我兄弟衣装のブロマも欲しいんだよな。アンケートに書きたい。



さてさて、MCについてなんですけど、最初の方で書いた「2部のMCの言葉から察するに」というところ。

膝丸が「主たちも驚いただろうな、我らが童の姿で現れたのだから」と言ったんです。
審神者曽我物語を伝える任務、とも言ってましたね。

つまり、髭切と膝丸が曽我兄弟を演じた、ということだと思いました。
「三浦くんと高野くん」ではなく「髭切と膝丸」が演じた、曽我物語だったと。
間違いなく刀ミュの世界線

よくよく反芻してみれば、それはきっと言われずとも思い至れる部分だったのかもしれないとも思います。
あの1幕の始まり方。
椅子に置かれている(座っている)モノ。
そして語り部の「物が語る故物語」ということば。
ミュージカル刀剣乱舞というコンテンツ。
つはもので今剣ちゃんと岩融勧進帳の稽古をしていました。

このミュージカル刀剣乱舞の本丸は、そういう本丸なんだと思いました。
ちょっと、これ本当に私が思うだけなので、なんかすんません。とりあえず刀ミュ本丸しゅき。

MCこのあとの兄者がひっざに「ほら、こちらの主にももう一度(童の芝居を)みせてあげなよ。」とかって振ってひっざが全力童してるのをにこにこ眺めてる兄者とかかわいいが過ぎたよ。
※千秋楽、ひっざが兄者にもやってもらおう、と煽るんどけど「やらないよ?」ってけろりとぶった斬る兄者が好きすぎるし「今日はやると思っただろう?」「ああ、思った」「でもやらないよ?」「これは本当にやらないやつだな」のやりとり可愛すぎる。

やっぱり、歌もダンスも、この二人はすごいですよね。パフォーマンスのレベルが本当に高い。もちろん、身体能力だとか才能だとか、そういうものもあると思うし、天性の、という部分もあると思うんですけど、去年のらぶフェスから比べてもかなりレベルアップしてるなと感じられて*32うおおおおってテンション上がりました。

三浦くんに関してはレミゼできっとかなり揉まれたんだろうなって思った。歌ひとつとっても、らぶフェスよりも全然ピッチがブレないな、と。
表現カもすごいなーって思いました。

レミゼを経ての双騎、をわたしはすごくすごく楽しみにしていたので、やっぱり期待通り、期待以上のものを見せて頂けるのは本当にしあわせです。

レミゼのこともエントリ残したいけど、これこそ、もう抜けてしまっている……えぽに一ぬ……

あと、わたし、アンサンブルの笹原さんが好きなんですけど*33、笹原*34が髭膝とめっちゃ絡んでて、こぶしこっつんこしたり、アイコンして笑ったり、なんだよここは品川じゃなくて天国かよって思いました。
余談。
可愛いと可愛いはせいぎ。
※Just Timeのとき、ひっざときゃっきゃしてるの映ってヒッっと声上げた


もう一つ余談。髭膝の恒例、弟のお名前忘れちゃった兄者のくだり、「え〜と…ナントカ丸?」ってあれ日替わりですかね?
毎回言ってるのか分からないんですけど、今回「え〜と、助六?」って兄者が言ったんですよ。歌舞伎の演目の助六って、曽我ものであるんですけど、助六という男(実は曽我五郎)がいろんな人に喧嘩を吹っかけてひと悶着*35あって、それを白酒売り(実は曽我十郎)に諌められ、問われて答えた理由が「友切丸を探している(ために抜刀させている)」なんですよね。

友切丸って、髭切のことです。はああああなにそれめちゃくちゃすき!!!って勝手にテンションあがった。会場では、ん?助六って曽我ものだったよな??あれ?兄者探してる話*36って助六じゃなかったっけ??程度の引っ掛かりだったんですけど、帰り道にググってうおおおってなった。
一時期歌舞伎座に毎月通ってた時期があって、曽我ものもちょこっと見ていたんだけどまさかこんなところで繋がるとは。。。人生何があるかわかんないな。
※これ千秋楽も言ってたので日替わりじゃないのかな。うれしい!

上に記載したものは、かなーり端折ってるというか、ほんとにほんとの一部だけなので、気になったらググってみてください。このあと五郎が友切丸を取り返すんですよ!
わたし、歌舞伎詳しいわけじゃないので、曲解していたらすみません。歌舞伎詳しい人がいらっしゃいましたら、全然違うよってこっそり教えてください。。。



客降りは、1階だけでしたかね。たぶんそう。先述のとおり、一番後ろまで回ってました。ひっざが時計回り、兄者が反時計回りだったかな、方向的に。
※わたしの席のあたりは、でした。

わたし、通路側ではないものの、通路からそんなに離れていないところだったので、2人の姿がとても近くで見られました。ありがてえありがてえ。セラピー。


うちわ持っていかなかったので、右手に兄者、左手に膝丸のペンライトを握りしめロ半開きで眺めていた。
顔が良いな!!!!!!!

最後のあいさつで、「まだまだ続くからね、ネタバレに気を付けて」と兄者が言い、膝丸が「咳きたくても我慢することだな」と続けたことも、ネタバレ禁止の流れを強めた理由だと思います。
確かにこれはネタバレ踏まずに見たときの驚きを感じてほしい感ある。


というわけで、髭切膝丸双騎出陣2019〜SOGA〜、わたしはめちゃくちゃ楽しかったです。

見ることが出来て良かった。
この演目が、賛否真っ二つという話をちらっと目にしましたが、まあ、そうですよね*37
わたし、源氏のお友達どころか刀ミュのおともだちがいないので、ちょっと他の方の感想が入ってこない*38のですが、少なくとも1部に関しては、おそらく大多数の人がイメージしていたものと違いますし、まさかの刀剣男士の話じゃない、という新しすぎる物語。

わたしは普段から考察なんてほとんどしないし、深く考えずに「すげえ!とうとい!だいすき!」と召し上がっちゃうタイプなので、今回のこの演目も全く抵抗なく受け入れることが出来ましたし、めちゃくちゃ楽しかったです。
刀ミュくんの新メニューすげえなって思った。

でもそうじゃない方たちもたくさんいると思うし、そういう方たちの、いわゆる「否」もなるほど、と思うものだと思います。
そもそも賛否の出ない舞台のほうがちょっと嫌だよね。どんなんだろう、それ。

とにかく、この双騎出陣は刀ミュの新しい進路のひとつとして、とてもわたしの好みで、やばい可能性ばっかりじゃない!?って胸が高鳴るものでしたよと。

1幕見終わった時、ぼんやりとなんですけど、ちょっと、いのうえ歌舞伎見た後と似てるなって思ったんですよ。
ものすごくテンションあがってて、それを言葉で表す力が己になくてうわーうわーってもだもだしちゃう感じ、でも心地よいこの感じ。え?ちょっとこれ、わたし気持ち悪いな?*39
いや、とどのつまり、今回の双騎、めちゃくちゃわたしの好みでした!ってことです。*40


今回、三浦くん高野くんはもちろんですけど、本当に本当に加納さんが素晴らしくて、加納さんの力にニ人が引っ張られて、より良い芝居になったんだろうと思うので、いやあ凄えもの見せて頂いたという気持ち。

冬にあうるで義経千本桜を上演されるそうなので、ちょっと行きたいなと思ったりして、これ以上沼を増やしてどうするわたし、と己の理性と欲望が戦っております。まじで。


さて、いよいよ明日は千秋楽。最後まで怪我のないよう、全力で頑張ってください。


※来年2020年の再演決まりましたね!!!嬉しい!!!もっと広い会場で、もっと多くの場所で、もっと何回も、上演されることを願ってます!!!



読みづらい上に長いというヤバイやつでごめんな!!!

以上!

*1:てまあ、こんな辺部なところの記事を見てくださる方が いらっしゃるとしたら、ネタバレ読みたい方かと思うので。。。

*2:刀剣男士と言われるメインキャストが6人

*3:語弊

*4:今のところ加州清光のみ

*5:この時の名前は友切丸→髭切

*6:この時は薄緑

*7:曽我物語

*8:薄緑

*9:今から感想なの??

*10:6/18

*11:舞台刀剣乱舞

*12:刀ステはほぼセンブロだったのであんまり音響の悪さを感じなかった

*13:髭切/三浦くん

*14:膝丸/高野くん

*15:加納さんは何役もされている

*16:涙腺ガバガバ

*17:いらない情報

*18:涙腺

*19:よね??

*20:別当は察していますが

*21:いくつあるねん

*22:無茶言う

*23:ものすごく端折った。ここ端折るか

*24:舞台センターに移動した

*25:興奮

*26:その後その方といろいろお話して楽しかったです!

*27:ダメ

*28:己のため

*29:めいわくです。立ち上がってはいません

*30:事務所

*31:お腹

*32:なにさま

*33:ご存知のお方もござりましょうが

*34:呼び捨てすまん。でも普段笹原とかしゃしゃとか呼んでるので

*35:言い方

*36:前にちょこっと調べたことあった

*37:てか賛否分かれないものはきっとないだろうと思う

*38:自分から見にもいってない

*39:いつも

*40:だらだら書いておいて最後にコレ